HUNTER×HUNTER No.271

もしかして『H×H』の検索でここにたどり着いてる人がいるかも、と思って(いないか)、ずっとさぼってたハンター感想をちょっと書いてみる。
週刊ジャンプ14号、271話。キルアの「それはどっちの?」という内語の意味をつらつら考えていたのですが、やっぱり分からない。分からないなりに、あて推量してみたのだけれど、
ゴンの意図していることが、ネフェルピトーをやっつけることなのか、カイトを助けることなのか、「どっち」ってことかなあ。違うだろうなあ。ゴンの中では、ピトーを倒すこととカイトを助けることの区別はないような気もするし。
もしもカイトに助かる見込みがあるとして、カイトを助けるためには、ピトーを殺すのではなく、適度に痛めつけて言うことをきかせる必要があるんじゃないかと思うのだけれど、それは、ひと思いに殺すより難しいのではと思う。カイトの現状を「生きている」と仮定して、もしピトーを殺しちゃったら、カイトも死んじゃうのでは、とか不吉なことも考えてしまう。
まあ不吉な話はおいといて、先のあて推量では、「経験を重ねれば誰もが到る少し先の道」の意味が分からないなあ。
ぼんやりと考えるところでは、ゴンはカイトさんのことで頭がいっぱいだけれど、キルアはもう少し大局を視野に入れていて、その上で自分の立ち位置に迷いがあるってことも…。やっぱり違うだろうな。ゴンのように感情で突っ走るでもなく、キルアのように考えすぎて足を止めてしまうでもなく、プロとして行動できるようになるための「道」…って解釈は、やはり無理がありますね。

ここの解釈は、他サイトさんでわりと説得力のあるのを見かけて、そうなのかなと思いつつ、正解は本編の続きを待つしかない。
以降、解釈とは関係ない話を少し。
ゴンはピトーへの復讐心で我を忘れていそうだけれど、これまでのゴンは、復讐に囚われているクラピカに対して、危ういものを感じていたはず。そのへんにゴン自身が気付くかどうか。
それから、いくらゴンが怒りに狂っているとしても、ゴンに殺しができるかどうか。たとえ相手が人ではなくキメラアントでも。ここで殺しちゃったら、キャラクターとしても少年漫画の主人公としても枠からはみ出てしまうだろう。
もっとも、王も護衛軍も強すぎて、能力的にはゴンたちが全滅しそうなんですけど。
ああ、まとまらない文で済みません。